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日常少しずつ…大洲の”落石”国道197号線通行止め解除 「おいしい!」西予で給食再開【愛媛】
愛媛県を襲った最大震度6弱の地震の発生から23日で6日目。被害が出た南予では少しずつ復旧が進んでいます。

地震の発生から6日目の23日も宇和島市、松野町、愛南町で震度2を観測するなど、豊後水道を震源とする関連地震は午後3時時点で49件発生。南予では不安な日々が続いています。こうしたなか復旧に向けた動きも少しづつ進んでいます。

田中日南子記者:
「落石のあった現場です。道路の上から落ちてきた岩は、道のフェンスを突き破りこちら下まで落ちたことがわかります」

17日に震度5弱を観測した大洲市の肱川町宇和川の国道197号では、落石のため約2.8キロに渡って実施されていた全面通行止めが22日夕方に解除。仮設の防護柵を設置するなどして安全が確認されたとしています。県によりますと当面は片側通行を続けるということです。

同じく震度5弱を観測した西予市の「せいよ西学校給食センター」では漏水が発生。電気系統に不具合が生じて使用済みの食器を消毒などする設備が使用できなくなり、市内9つの小中学校で22日まで約1700食分の給食が中止されていました。

この設備が地震発生から復旧。給食が23日に再開され、朝から職員が調理に勤しみました。

せいよ西学校給食センター・三好俊一郎所長:
「2日間お弁当対応とご迷惑をおかけしましたが、安心で安全なおいしい給食を届けることができるように修繕をして、消毒・清掃作業をしてきょうを迎えることができました」

できあがった給食はトラックで市内の小中学校に運ばれました。

田中記者:
「子供たちが給食の準備を始めました。久しぶりの給食です」

皆田小学校でも児童らが5日ぶりの給食を夢中で頬張っていました。

女子児童:
「おいしいです」

男子児童:
「めっちゃくちゃおいしいです。(Q肉団子だけ残してるが)好きな具材なので残してます」

地震から間もなく1週間、日常の光景が少しずつ戻っています。

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4月23日 18:56
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