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土井 麻央佳
山林火災の延焼阻止へ消火剤開発中 ポイントは“粘り気” 松山で代用品を空中散布し検証訓練【愛媛】
空気が乾燥する冬場は暖房を使うことが多くなるため、火事が起こりやすい季節です。愛媛県松山市では、大規模な山林火災の発生に備えた訓練に消防などが取り組みました。目的は延焼の拡大を阻止するために開発中の消火剤の検証で、実際に使ったのは消火剤と同じ粘り気を出す代用品です。

この消火剤は延焼の拡大を阻止する成分が入っていて、大規模化する山林火災の被害を抑えるため消防庁が開発を進めています。国内の各地では、ヘリコプターでこの消火剤を散布する手順などを確認するため訓練が行われています。

松山市では国内6カ所目の訓練を実施。愛媛県や松山市の消防担当者ら約40人が集まり、まず水槽に水と粉を入れ、開発中の消火剤と同じ粘り気を出す液体を作りました。

消火剤を触った消防職員:
「ちょっとネバネバしています」

そして、この液体をおよそ500リットルが入る消火用バケツに入れ、ヘリコプターに取り付けて離陸。液体の空中散布による状況をチェックしました。

参加者:
「非常に粘度があるっていうことは意味がある」

開発中の消火剤は、周辺の樹木や落ち葉などにくっついて火が燃え広がるのを防ぐ効果が期待されていて、消防隊員らは現場を見て回り、状況を写真に収めるなどしました。

消防庁・知念良輝災害対策官:
「タバコの不始末だとか、たき火の不始末だとか、野焼きが風にあおられてというもの。そうやって人為的に発生するものが大半を占めております。乾燥している時、強風の時、火の取り扱いに非常に注意していただいてやっていただければと思います」

消火剤は年度内の運用開始を目指しているということです。

山林火災を巡っては去年、岩手県大船渡市で平成以降として国内で最大の焼失面積になったほか、愛媛県内でも今治市を中心に平成以降で県内最大規模が発生しています。

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11月6日 18:41
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