夏休み特別企画「小学生の俳句募集!」
夏休みの特別企画として、県内の小学生の皆さんから「夏」にちなんだ俳句を募集しました。選ばれた俳句は、2022年8月15日(月)〜19日(金)のEBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで紹介しています。小学生優秀句
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2022.08.15 放送
お母さんはじめてみたよせみの羽か
蝉の羽化をはじめて見た感動を、お母さんに宛てて伝えました。お母さんと発見を共有したい、素直な気持ちがあふれます。
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2022.08.15 放送
寝室で蛙が作った歌を聞く
寝室で眠りにつく前、蛙の声が聞こえてきました。蛙の作った歌だと捉えたことで、のびのびと楽しそうな声が聞こえてきます。
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2022.08.16 放送
手づくりの風りん服にかざりたい
手作りの風鈴、素敵です。服に飾りたいという発想が、さらにユニーク。夏の新ファッション、これでいつでも風鈴と一緒ですね。
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2022.08.16 放送
山の夜こっち向いてよ星蛍
山の夜は明かりが少ないので、心細さもひとしおです。星よ、蛍よ、どうか光っておくれ。闇が濃いからこそ、光が深く輝きます。
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2022.08.17 放送
牛鬼をみんなでかつぐあせ光り
宇和島の夏の風物詩・牛鬼まつり。この夏、コロナ禍を乗り越え、3年ぶりの開催を果たしました。みんなの汗もまぶしく輝きます。
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2022.08.17 放送
カーテンの先にそびえる青あらし
カーテンがひらりひらりとめくれる向こうに、青葉を渡る強い風が。「そびえる」という迫力が、夏の風の勢いを伝えます。
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2022.08.18 放送
氷くずシロップかけてかき氷
あぶれた氷屑も、シロップをかければ、おいしいかき氷に変身。食べ物を大切にして、夏の時間を楽しむ姿勢に、拍手です。
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2022.08.18 放送
蝉の声乗換駅に海見えて
旅の途中、乗り換えるために電車を降りると、わっと蝉の声が聞こえ、駅から海が見えました。夏の思い出のあざやかな一場面です。
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2022.08.19 放送
点滅のほたる地球の星として
宇宙にはたくさんの星がありますが、地球にだって蛍がいます。地上に輝く星として、小さな命が大きな宇宙とつながります。
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2022.08.19 放送
今日のカレー祖母の畑から夏とどく
ナス、たまねぎ、トマト。畑から届いた夏野菜を使って、今日のカレーができました。おばあちゃん、おいしいよ。いつもありがとう。
小学生佳作句
- 俳句
- 作者
- 空にちる火の玉さくや夏花火
- 永吉 夏音
- 暑い日はプールに行って日焼けする
- 奥田 千絵
- 夜近し焦り外出て見る花火
- 松尾 優花
- 蝉の声花火の音に負けないぞ
- 山岡 杏奈
- 水を張る遊ぶ頃にはお湯になる
- 久保 瑛太
- 夏休み終わってしまうと秋近し
- 竹岡 賢三
- 宿題のBGMはセミの声
- 大上 栞音
- 窓ノック先生ニカリ梅雨夕焼
- 藤原 蒼介
- 雨上がり虹がくっきり夏の空
- 莖田 七瀬
- 100円玉にぎってならんでかき氷
- 上岡 唯夏
- 田んぼにねサギ一羽おり食事中
- 飯尾 仁
- 3年ぶり夜市に行って財布カラ
- 山内 琉雅
- 見ならうぞつね上めざすあさがおづる
- 冨田 陽史