「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 暑き日の 椀の薄雪昆布かな

    今日の俳句

    2026.07.03 放送

    作者:宮木登美江

    薄く削った白いとろろこんぶのことを「薄雪昆布」と呼びます。暑いと食欲も落ちるので、栄養もあってとろりと食べやすいとろろこんぶを、お吸い物などにしていただきます。夏の暑さの中で、「薄雪」という冬を思わせる言葉が、心をひんやりと涼しくしてくれる一句です。

    (監修:神野)

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  • ぷつと抜く 玉虫色の 烏賊のわた

    今日の俳句

    2026.07.02 放送

    作者:田正子

    烏賊は夏の季語です。また、比喩として使われていますが、玉虫も夏なので、全体に夏の気配が濃く感じられます。活きのいい烏賊を調理すべくわたを抜けば、そのわたが、つやつやと玉虫色に輝いていました。烏賊のわたに美しさを見出した視点が、世界の見え方を軽やかに更新してくれます。

    (監修:神野)

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  • 取りこんで すぐに着るシャツ 夏旺ん

    今日の俳句

    2026.06.30 放送

    作者:柴田多鶴子

    干してあった洗濯物を取り込んで、その中のシャツをさっと羽織ります。ちょうど、汗をかいたりして着替えたいタイミングだったのでしょうか。まとったシャツはほんのりと温く、夏の日差しの匂いがします。暑い夏の日常のひとコマを、いきいきと切り取りました。

    (監修:神野)

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  • 渚ゆく 波より白き 日傘さし

    今日の俳句

    2026.06.29 放送

    作者:岡根尚美

    日傘をさし、夏の浜辺を歩いてゆきます。寄せる波は白く泡立ち、強い日差しに光ります。その波と日傘の白さを比較して、日傘のほうがさらに白いのだと言いなしました。日傘の白さから、渚を歩く心持ちの清らかさが伝わります。波も日傘もまぶしく輝く、夏の風景です。

    (監修:神野)

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  • ぶかぶかの サングラスもうかえしてね

    今日の俳句

    2026.06.26 放送

    作者:いたまき芯

    サングラスは、夏の強烈な紫外線から目を保護するための色の付いた眼鏡で、夏の季語になっています。アクセサリーとしても活躍します。お母さんが子どもにねだられて、サングラスを外しました。小さい顔にはメガネがぶかぶか。景色の色が変わって見えるのを、いつまでも面白がって離しません。眩しいから、そろそろ返してね。

    (監修:谷)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

7月のお題「涼し(すずし)」の
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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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