「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 百日紅 その辺にいる子に育つ

    今日の俳句

    2026.07.10 放送

    作者:清水哲男

    百日紅は、幹や枝が滑らかで、猿も滑るというのでこの名があります。また夏から九月にかけて花が長く咲き継ぐことから「百日紅」とも読みます。「その辺にいる子」とは、目立つところが無くても、他の子と混じって仲良く育ってゆく子を想像します。枝先に揺れる白やピンクの房のように、ふんわりしなやかな子どもたちです。

    (監修:谷)

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  • 夕砂が 泳ぎづかれの 足さらふ

    今日の俳句

    2026.07.09 放送

    作者:林原耒井

    「泳ぎ」が夏の季語です。海に囲まれた日本の浜辺のあちこちが、海水浴で賑わいます。日が沈むころまで泳いでいたのでしょう。海から上がろうとする足が砂にとられます。まるでさらわれるような感覚で、転びそうに。存分に泳いだあとの、心地よい疲れです。夕砂という詩的な情景が、どこかユーモラスな人の姿を包みます。

    (監修:谷)

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  • 冷麦や 赤子泣かせて 平然と

    今日の俳句

    2026.07.08 放送

    作者:田中裕明

    冷麦はうどんより細い麺で、冷たいつゆに浸けていただきます。紫蘇、葱、茗荷など薬味を添えて、食欲が落ちる夏に好もしい食べ物です。注文した冷麦を食べているお母さん。傍らに寝かせている赤ちゃんが泣いているのに、気にせず食べているように見えます。でも実は、冷麦ゆえにさっと済ませて、赤子を抱いて席を立ち去りたいのです、きっと。

    (監修:谷)

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  • 七夕を 待たずに橋を 渡るかな

    今日の俳句

    2026.07.07 放送

    作者:秋尾 敏

    七夕は陰暦七月七日に行われる行事で、季語としては秋になります。ただ今日では陽暦七月七日、つまり今日、七夕祭りをする所が多いです。牽牛と織姫が年に一度だけ逢える日。橋を渡るこの人も、恋人かあるいは思いを寄せている人に会いに行くのでしょう。ふと、七夕が近い事を思い出しながら。天の川を渡る気分になっている?

    (監修:谷)

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  • 何考へて 蟻の列 滞る

    今日の俳句

    2026.07.06 放送

    作者:高田正子

    「蟻」は春から秋まで見られますが、夏に一番活動的です。女王蟻と、多数の働き蟻で立派な社会生活を営んでいます。蟻が行列を作って巣と往復するのを「蟻の道」と言いますが、その列が進むのをやめて乱れています。蟻たちに何か異変があったのでしょう。人間から見た小さな世界の不思議を「何考えて」と表現しました。

    (監修:谷)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

7月のお題「涼し(すずし)」の
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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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