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愛媛襲った”震度6弱” 南海トラフ地震想定の”震度7”の揺れは 新居浜の設備で体験【愛媛】
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愛媛県を17日深夜に襲った地震では、震度4だった松山市でも「動けなかった」「怖かった」という声が聞かれるなか、愛南町ではデータが残っている1919年以来、愛媛で初めて震度6弱を観測しました。「震度6弱はどれほどの揺れなのか」。さらに南海トラフ地震で想定される震度7の揺れとは。24日に体験しました。

訪れたのは新居浜市防災センターの設備です。設備には手すりがあり足もとは震度に応じた揺れを再現。前方にはスクリーンで震度に応じた揺れのイメージ映像が映し出されます。まず震度6弱の揺れから体験しました。

鈴木瑠梨キャスター:
「今から震度6弱の地震を体験します。揺れ始めました。これ、バーをもっていないと立っていられないくらいの揺れです。膝曲げた状態じゃないと安定しませんね、立っていられません」

いすに座った状態でも手すりをつかんでないと移動していまい、座っていなれない状態になりました。

新居浜市防災センター・河端敏男さん:
「自分の両足で踏ん張って膝でクッションをとることで安定してくるが、座ることによってそのクッション材料がなくなる。お尻から上の体だけで支えるという形になりますので安定感が損なわれるという形になります」

震度6弱の揺れで立ってられないほどに。さらに近い将来起こる南海トラフ地震では愛媛でも最大震度7が想定されています。

河端さん:
「南海トラフ(地震)は『海溝型地震』になります。『初期微動』という揺れがしばらく続いてそのあと大きな揺れがくる」

南海トラフ地震を想定した「震度7」の揺れとは…。

鈴木キャスター:
「緊急地震速報が鳴りました。まだ小さな揺れですが徐々に揺れが大きくなってきました。横揺れが激しくなってきました」

このクラス揺れになると机やいすは倒れ窓ガラスも割れる想定です。この体験では約40秒揺れが続きました。

鈴木キャスター:
「大きな揺れが長時間続いて、今止まっている状態でも頭が揺れているような感覚になります」

河端さん:
「大きな揺れが長時間続く。それだけ建物とか道路などに衝撃がくるということは、被害が相当大きくなってくることになります」

南海トラフ地震では揺れだけで大きな被害が予想されるうえに津波も発生。津波注意報が発生したら「安全な高台に逃げる」行動をとるよう呼びかけています。

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4月24日 18:42
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