マルティン・ガルシア・ガルシア(1996年スペイン)は、国際的に最も優れたピアニストの一人として、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要会場で演奏、国際的に称賛されている。
彼は2021年クリーブランド国際ピアノ・コンクールで優勝、2021年ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位と最優秀協奏曲特別賞を受賞、ウラディーミル・クライネフ、ドミトリー・アレクセーエフ、アルカディ・ヴォロドスなどから高い評価を得ている。
彼は5歳からピアノを始め、ナタリア・マズーンとイリヤ・ゴルドファーブの元で学ぶ。
レイナ・ソフィア音楽学校を卒業、同校ではガリーナ・エギザロヴァ教授に師事、ソフィア王妃から最優秀学生賞を受ける。その後ニューヨークのマネス音楽院でジェローム・ローズの指導の下、修士号を取得。
最近では、ミハイル・プレトニョフ、ワシーリ・ペトレンコ、アンドレイ・ボレイコ、シルヴァン・カンブルランなどの著名な指揮者の指揮の下、ハンブルク響、ワルシャワ・フィル、スペイン国立管、ソウル・フィルなどのトップ・オーケストラと共演、日本ではこれまでN響をはじめ、読響、東京フィル、神奈川フィルと共演している。
2024/2025シーズンは彼にとって主要なシーズンとなり、6度目の日本ツアーでは合計25,000人の観客が集った。
また、韓国、台湾、マレーシア、コロンビアで演奏、ドイツでは、ロストック、ラインガウ音楽祭、ケルンにて公演を行うなど国際的に活躍している。