テレビ愛媛「民間放送ガバナンス指針」への取り組み

テレビ愛媛では、民間放送の使命を果たすために、社会から信頼されるガバナンスの確立を目指し、以下の取り組みを進めています。

1.「公共性の発揮:地域メディアとしての社会的責任」

自主制作番組による地域情報の発信

  • 「EBCライブニュース」(月~金 18時9分~)

    愛媛県内の最新ニュースや注目の話題、地域のイベントや情報などを毎日お伝えしています。

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  • 「ふるさと絶賛バラエティ いーよ!」(毎週土曜12時~)

    放送開始15年を迎えたローカル情報番組。愛媛がもっと好きになる!愛媛のいいとこ探しをテーマに愛媛の人、グルメ、観光スポットなど、気になる旬の情報をお伝えします。

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  • 「さらば青春の光の青春ジャック!!」(毎週土曜 18時30分~)

    人気お笑いコンビ「さらば青春の光」の2人が愛媛県内の高校などを訪れ、若者を笑いで盛り上げる人気番組。愛媛の若者を応援する青春バラエティです。

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  • 「ゆ~ばら!」(毎週土曜 17時~)

    お出かけ、エンタメ、グルメにトレンド、愛媛の情報満載バラエティ。

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  • 「決定版!チョーさんの釣り情報」(毎週日曜 午前6時30分~)

    愛媛の釣りならおまかせ!愛媛で人気の釣りキャスター”チョーさん“こと長島幸雄が、磯釣りから船釣りまで愛媛の釣りを紹介します。放送開始から30年続く長寿釣り番組です。

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地域防災への取り組み

  • カムチャツカ半島沖地震に伴う津波
    2025年7月に発生したカムチャツカ半島沖地震で、宇和海沿岸に津波注意報が発令された際、全国放送中に愛媛エリア向けのローカル放送に切り替え、宇和海沿岸住民に向けた津波情報や避難の呼びかけを放送とインターネットの同時配信で行いました。
  • KSSとの防災共同番組制作
    南海トラフ巨大地震に備えて、3月に高知さんさんテレビと共同で防災番組を制作・放送しました。地震防災に共通の課題をもつ2局が連携して、今後も定期的な防災番組を通じて地域メディアとして住民の命を守る報道を続けていきます。

ドキュメンタリーなど報道番組

  • 「眠りっ子の君が教えてくれたこと 保育園りんご事故から2年」(2025年5月放送)

    2023年に新居浜市の保育園で生後8か月の乳児がリンゴをのどに詰まらせて意識不明になった事故をテーマに、事故後の家族や保育園の安全について追ったドキュメンタリー番組。民放連中四国審査報道部門で優秀の評価をいただいたほか、放送番組国際交流センター(JAMCO)の2025年度国際番組に選定され、英語版が海外の開発途上国の放送局に提供されています。

    「眠りっ子の君が教えてくれたこと 保育園りんご事故から2年」画像
  • 衆議院選挙、参議院選挙報道
    2025年7月の参院選、2026年2月の衆院選について、全国の議席情勢と愛媛県内の開票速報などについて特別番組で放送しました。SNSなどでフェイクニュースや誤情報が問題になる中で、取材で裏付けられた事実に基づいた公正公平な情報を有権者に届けています。

地域文化、経済、スポーツの振興

  • スポーツ番組・イベント

    地域プロスポーツであるJリーグ(J2・FC今治、J3・愛媛FC)、Bリーグ(愛媛オレンジバイキングス)のホーム戦を生中継したほか、愛媛県伊予市で開催される女子高校生ビーチバレーの全国大会「マドンナカップ」や「高校OBゴルフ大会」など様々なスポーツイベントを放送を通じて盛り上げています。

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  • イベント事業
    2025年度には「ワールド・ドリームサーカス松山公演」や「旅する光の切り絵展」など4万人を超える大型イベントを主催・共催したほか、文化スポーツの分野で50を超えるイベント事業を展開しました。
  • 「みきゃん探求」
    高校授業の一環である「総合的な探求の時間」に、活きた社会課題を提供し県内の企業と高校生をつなぐ授業を展開しています。高校生の考える力の養成や県内の企業を知ってもらい、将来の進路選択にもいかされています。
  • 「テレビ愛媛賞」
    ふるさと愛媛の発展に寄与した個人・団体に贈る「テレビ愛媛賞」を社外委員の選考により毎年表彰しています。2025年度は西予市の「朝日文楽会」、西条市の「石鎚黒茶さつき会」、独立リーグ球団「愛媛マンダリンパイレーツ」の3団体に贈呈しました。

メディアリテラシー活動

  • 「高校生がみた戦後80年」

    戦後80年となった昨年、テレビ愛媛と愛媛大学附属高校の生徒が県内の戦争体験者のインタビュー動画を制作するプロジェクトを実施し、高校生の目線で戦後80年を未来に伝えるコンテンツをインターネットで配信しています。(2025年度民放連メディアリテラシー助成事業)

    「高校生がみた戦後80年」画像
  • 夏休み中学生キャスター体験
    毎年夏休みに中学生が生放送のニュースに出演するキャスター体験を実施、テレビの番組制作の裏側や伝えることのポイントなどを体験を通じて学んでいます。
  • アナウンサー読み聞かせ
    テレビ愛媛アナウンサーが松山盲学校の生徒に読み聞かせを行っています。この活動は2010年から続けていて、社会貢献活動として今後も継続していく方針です。

2.「人権尊重の徹底:放送活動の理念として」

テレビ愛媛としての人権方針を制定

  • 人権尊重のコミットメントとして「テレビ愛媛人権方針」を策定し公表しています。
    テレビ愛媛人権方針

職場環境改善の取組

  • 全社員を対象に人権尊重-コンプライアンスに関する社内調査を実施し、結果を公表しました。
  • 社員のみならず、 派遣-委託-契約社員-アルバイト-フリーランス等の皆さんに利用いただける社内の相談窓口と社内の担当者に直接相談しづらい方にむけて社外の窓口とを設けて対応しています。
  • 「ハラスメントのない職場を作ろう」の啓発文章を社内LANや社内掲示板への掲載や配布するなどして周知しています。

3.「法令や社会規範の遵守:信頼されるメディアであり続けるために」

コンプライアンス強化の組織体制

  • 組織全体に徹底されるよう、各部署の所属長を直接コンプライアンス担当に任じて、責任の所在を明確にしています。
  • 総務部の職務分掌に公益通報者保護とコンプライアンスに関する業務の所管を明記し、責任部署の所在も明確化しました。
  • 組織的に統括することを目的に、役員担務としてコンプライアンス担当を追加しました。

コンプライアンス強化の取組

  • 全社員を対象にコンプライアンス研修を実施しました。
  • 全役員・管理職を対象に、対面式のコンプライアンス研修を実施しました。
  • コンプライアンス担当者(ライン部長)に対し、毎月コンプライアナス研修を実施。継続的なコンプライアンス意識の啓発と深化をはかっています。
  • 稟議・供覧規程を改訂し、承認ルールを明確化しました。
  • 接待・贈答ガイドラインを作成しました。

CSR活動について

  • 「テレビ愛媛SDGs推進宣言」のもと、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。
    CSR活動

4.「透明性の向上:企業経営にかかわる諸情報の開示」

テレビ愛媛の経営情報(令和8年6月30日現在)

社是
  • 公共放送の使命を自覚し地域社会の発展に貢献しよう
  • 県民の生活に密着した公正で迅速な報道に徹しよう
  • 視聴者のニーズに応え明るく楽しい映像文化を創造しよう
  • 創意を重んじ常に挑戦の姿勢で生産性の向上に努めよう
  • 活力に満ちなごやかで働きがいのある職場を築こう
資本構成 資本金:3億円
発行済株式総数:60万株
主要株主

1/10を超える議決権を有する者とその者の議決権比率:

  1. ① フジ・メディア・ホールディングス(12万1,600株)
  2. ② 関西テレビ放送(12万400株)

株主総数:109名

役員構成
  • 代表取締役社長 西岡 征治
  • 常務取締役 岩城  仁
  • 取締役 二宮 章暢
  • 取締役 小西 誠司
  • 取締役【社外】 玉置  泰 ㈱一六代表取締役会長
  • 取締役【社外】 三好 賢治 ㈱伊予銀行取締役会長
  • 取締役【社外】 西川 義教 ㈱愛媛銀行代表取締役頭取
  • 取締役【社外】 清水健一郎 ㈱読売新聞東京本社メディア局
    ネットワーク戦略委員会事務局幹事
  • 取締役【社外】 西川  寛 ㈱フジテレビジョン
    テックアートデザイン局長
  • 常勤監査役 川上 伸二
  • 監査役【社外】 清水 一郎 ㈱伊予鉄グループ代表取締役社長
  • 執行役員 髙市 真美
役職員数 役員 12人(男11人(92%)、女1人(8%))
職員 70人(男51人(73%)、女19人(27%))
番組審議会委員
  • 委員長 高畠 麻子 高畠華宵大正ロマン館 館長
  • 副委員長 池田 正人 愛媛新聞社 執行役員 地域読者局長
  • 委員 奥田  春 青陽法律事務所 代表弁護士
  • 委員 小倉 安加里 ㈱小倉葬祭社 取締役
  • 委員 北野 順哉 ㈱マルク代表取締役社長
  • 委員 熊谷 太郎 松山大学 経済学部教授
  • 委員 曽我部 祐紀 ㈱エス・ピー・シー 執行役員 兼 事業部長
  • 委員 若林 良和 愛媛大学 特命教授
自社批評番組 令和7年度の放送はありませんでした
財務情報

貸借対照表 令和8年3月31日現在(単位:千円)

【資産の部】
流動資産 3,748,210
固定資産 7,150,226
資産合計 10,898,436
【負債の部】
流動負債 463,887
固定負債 640,711
負債合計 1,104,599
【純資産の部】
株主資本 8,265,108
資本金 300,000
利益剰余金 7,965,108
評価・換算差額等 1,528,728
純資産合計 9,793,837
負債及び純資産合計 10,898,436

損益計算書 令和7年4月1日から令和8年3月31日まで(単位:千円)

売上高 3,527,620
営業利益 66,799
経常利益 134,567
税引前当期純利益 155,898
当期純利益 102,221

5.「適切な経営体制の確立:ガバナンス不全を防ぐために」

取締役会の体制

  • 過半数(9名中5名)の社外取締役を登用し、経営の監督機能を強化と企業価値の向上に努めています。
  • 社外取締役が、過度に萎縮することなく意見を述べ、経営判断に関与できる環境を整える制度として非業務執行取締役と監査役との責任限定契約を締結しました。
  • ガバナンスの実効性を高めるために、常勤監査役を対象に監査役研修を実施しました。

取締役会の開催状況

  • 第58期( 2025年度)は以下の通り開催しました。
    • 5月22日(木) 出席取締役7名 監査役1名 出席率 73%
    • 6月17日(木) 出席取締役8名 監査役1名 出席率 82%
    • 9月17日(木) 出席取締役8名 監査役2名 出席率 91%
    • 11月27日(木) 出席取締役8名 監査役2名 出席率 91%
    • 1月22日(木) 出席取締役9名 監査役2名 出席率100%
    • 3月24日(火) 出席取締役8名 監査役2名 出席率91%

    なお、第3回と第6回の取締役会にて、コンプライアンス担当役員よりコンプライアンス・ガバナンス強化の対応について報告がなされました。