テレビ愛媛CSR活動
〜松山盲学校でのアナウンサー読み聞かせ会〜

去る2月7日に愛媛県立松山盲学校で今年度最後の読み聞かせ会を実施しました。 この読み聞かせ活動は、テレビ愛媛アナウンサーが何かお役に立てることができないかとの思いから、平成22年(2010年)12月からスタートし13年目を迎えています。
盲学校の生徒の皆さんは「音」にとても敏感で、あいさつしたとたんに「〇〇アナウンサーだ!」「ニュースの人だ!」と反応してくれ、毎回嬉しくなります!
私たちにとっても基本的な聞き取りやすい発声とともに“声の表情”を改めて意識できる貴重な機会となっています。

今回は名護谷希慧アナウンサーと山ア真依アナウンサーが参加しました!
コロナ禍ではリモートでの読み聞かせなど工夫を重ねてきましたが、前回から対面形式が久しぶりに復活し、少しずつではありますが日常が戻りつつあることを感じます。

参加してくれる皆さんの学年や読み聞かせ会の季節なども考え、毎回どんな作品にしようかと悩んでしまいますが、今回は「泥かぶら」を朗読させていただきました。
みにくいから、身なりが汚いからと「泥かぶら」と呼ばれていた女の子の物語で 心を入れ替えて人の身になって考え、優しい気持ちで接することで周りの人たちの心も変わっていくという心温まるお話です。

この日は中等部、高等部、さらに幼稚部からあわせて生徒10人と教職員の皆さんが参加してくれました。貴重な機会を頂戴しありがとうございました。
読み聞かせ会は来年度以降も継続していただけることになりました。
これからもよろしくお願い致します!

「泥かぶら」
原作: 眞山 美保 文: くすのき しげのり 絵: 伊藤 秀男 出版社: 瑞雲舎

今回の読み聞かせで作品使用をご了承いただきました瑞雲舎様ありがとうございました。